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MEDICAL GUIDE

親知らずQ&A

Q.親知らずは何歳でも抜歯可能ですか?
A.何歳でも可能ですが、若いうちの方がリスクが低いと言えます。
親知らずの抜歯は、何歳でも可能ではありますが、若い時の方が抜けやすく、リスクが低いと言えます。例えば、18歳前後くらいであれば、親知らずの根っこがまだ未完成であることが多いので、抜けてきやすく、顎の骨の中にある血管や神経を傷つけにくいということが言えます。また、骨がやわらかいので歯もすんなり抜けやすい傾向があります。一方、歳を取るにつれて骨は硬くなるので抜けにくく、また、お口が開きづらい人も増えてきます。それに加えて全身疾患をもつ人が増えてくるので、抜歯に際しリスクが高くなります。
Q.親知らずを抜歯したら必ず腫れるんですか?
A.腫れないこともよくあります。
親知らずを抜くと大きく腫れるイメージがあるかもしれませんが、特に上の親知らず抜歯の場合は腫れることの方がむしろ少ないと言えます。一般的に抜歯が難しいほど腫れが出やすい傾向があるので、心配な方は事前に腫れが出そうかどうか、ドクターに確認しておくと良いでしょう。
Q.親知らずを抜歯したら小顔になりますか?
A.小顔になるのを期待して抜歯をすることはおすすめしません。
親知らずを抜歯して小顔になるケースが全くないとは言いませんが、それを期待して抜歯をするのはおすすめしません。親知らずを抜くと、その周囲の顎の骨が吸収する為、多少骨の出っ張りが引っ込むことがあるかもしれませんが、見た目に明らかに小顔になるということはそれほどないかと思われます。
Q.親知らずを残しておいて良いことはあるのでしょうか?
A.ケースバイケースでのちに役に立つことがあります。
健康でトラブルを起こすことのない親知らずは積極的に抜かず、大切にしておいたほうが良い理由がいくつかあります。例えば、手前の歯が虫歯などの理由でダメになってしまった時、親知らずがあれば、ブリッジを支える歯として使うことができたり、もしくは抜いたところに移植したりすることが可能です。また、矯正治療をする際に、歯を動かす支点としても利用することができます。
Q.親知らず抜歯後に痺れが出ました。ちゃんと治りますか?
A.回復に期間がかかることがありますが、通常はちゃんと治ります。
親知らずが下顎の骨の中にある大きな神経に近い場所に位置している場合、抜歯をする際に神経を圧迫したり傷つけたりすることで、抜歯した側の顎周辺の感覚が鈍くなる症状や痺れが出ることがまれにあります。
神経の回復というのはある程度期間が必要になりますので、半年単位で症状が続くことがありますが、いずれはそのような症状はなくなってきます。神経の回復を促すためのビタミン剤を服用していただくこともあります。
Q.親知らずは左右同時、上下同時に抜けますか?
A.上下同時に抜くことは場合によっては可能ですが、左右同時は通常行いません。
なかなかお時間が取れない方の場合、一気に親知らずを抜いてほしいという要望を受けることがありますが、抜歯後の症状を考慮し、なるべく一気に抜くということは避けます。同じ側の親知らずであれば、ケースバイケースで同時に行うことは可能な場合もありますが、左右同時だと、お食事がしばらくかなり取りづらくなってしまいますので、通常は同時に行うことはありません。

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